枕選びってとても難しいですよね?
高さや硬さ、大きさ、素材。もっと言うと、そもそも枕が必要か
どうか。まずはそもそもなぜ枕が必要なのかをご説明したいと思います。
それは、人間の骨格がS字に曲がっていて、
直立した姿勢をそのまま横に倒してみると、首と床との間に隙間ができます。

この状態では、顎が上を向き、首や肩に負担を感じます。こうしたストレスを軽減し、寝ているとき
にリラックスした状態を保つために、この隙間を埋めるのが枕の役割になります。
また、就寝時には頭の重さを支えている「頸椎」も安定させる必要がありますが、枕は隙間を埋
めるだけでなく、その役割もしています。

ではどういう枕を選べばよいのでしょうか。

ポイントは3つ。枕の高さ、枕の形、枕の素材。

 

★枕の高さついて

枕の高さは、使う人の体格や性別、年齢などによって変わってきます。

 

枕が高すぎると、首が無理な形に曲がり、肩こりや首筋の痛みの原因になります。また寝起きの頭痛を引き起こすこともあります。気道が圧迫されることによるいびき・不眠症などの原因にもなります。

逆に枕が低すぎると、あごが上がり、首に負担がかかりますし、頭に血が上り、寝付きが悪くなったり、さらには熟睡の妨げになることもあります。

 

ではどのような高さが理想なのか。立っている時と同じ姿勢が保てる高さが理想だと言われています。

仰向け寝派の方は、横から見た時に首の骨がゆるやかなS字カーブになる高さの枕をおすすめします。頭や首に必要な高さを補うことで、本来体が求める姿勢を自然に保つことができます。

横向きに寝る時は、首の骨と背骨がまっすぐの状態を保てる高さが理想的です。横向き寝の場合は、肩・腕が圧迫されないように、仰向け寝よりも少し高目の枕がおすすめです。

 

 

★枕の形について

快適な睡眠をサポートするために、とてもたくさんの形状の枕が見られます。

 

まず一番シンプルなのは、標準の長方形型です。昔からある形状の長方形の枕。慣れ親しんだ形の枕を選びたい方には、「長方形型」の枕をおすすめします。大きさや素材の違いでも、様々な寝心地を楽しめる枕です。

自分にぴったりな寝心地を探している方は頸椎支持・横向き対応型をお勧めします。枕の中身が分割されており、各部分の素材の量を変えることによって高さを調整できるタイプです。

 

枕の裏表や上下を変えることで、体型や好みに合った寝心地を選べるものもあります。

製品によって、横向き寝や寝返りのしやすさなど、さまざまな工夫がされています。

首から頭をしっかりと支えたい方はウェーブ型。このタイプは、頭と首のカーブにフィットするようにS字型になっているものや低反発素材を使って作られている事が多いです。上から見ると比較的シンプルな長方形になっています。首の形にしっかりとフィットするので、頭が必要以上に沈み込んだり、無理な姿勢で寝てしまったりする心配がありません。自然な寝姿勢をキープしたい方におすすめです。

 

 

★枕の素材について

枕の素材には、様々なものがあります。ストローを細かく切ったような「パイプ」、ポリエステルなどの「わた」、ブレスエアなどの「高反発ファイバー」、細かいつぶつぶの「ビーズ」、昔ながらの「そば殻」、など。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、素材選びで重要なのは、自分に合っているかどうかです。

 

【パイプ】 パイプは通気性に優れ、涼やかな使用感です。水でサッと洗えるので、衛生面も優れています。

こんな人におすすめ:硬めの寝心地が好み、通気性重視、洗濯性重視。

 

【わた】 クッション性があり、ふんわりとやわらかく、ボリューム感があります。頭の形にフィットしやすく、熱がこもりにくいのが特徴。

こんな人におすすめ:柔らかめの寝心地が好み、比較的女性に人気の枕です。

 

【高反発ファイバー】 フィット感に優れ、オーダーメイドを超えるフィット感なんて表現をされていたりもします。

また通気性に優れており、水でじゃぶじゃぶ洗うことができるので、涼しげな寝心地や衛生面を重視する人に向いています。

こんな人におすすめ:フィット感良し。通気性重視、洗濯性重視。

 

【マイクロビーズ】 首のくぼみの高さに合いやすい枕です。また、寝返りを打って横寝になって、首のくぼみの高さが、仰向きの時と変わったとしても、きちんと支えて、安眠を可能にしています。

こんな人におすすめ:自由の形状がかわるので、フィット感重視。

 

【そば殻】 通気性が良く、熱がこもらず、程よい固さが特徴の枕です。適度な吸湿性ももちあわせているため、寝ているときに出る汗をスムーズに放出してくれます。

こんな人におすすめ:硬めの寝心地が好み、涼しげな使用感重視

 

 

★まとめ

枕には脊柱に負担をかけない寝姿勢を維持する目的があり、健康のために体に合った枕を選ぶことが大切です。

洋服や靴のサイズや好みが人それぞれ違うように、枕も人によって大きさや高さなどの好みが異なります。毎日快適に眠るためにも、ご紹介した正しい枕の選び方をぜひ参考にしてください。

 

投稿 スタッフ H